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【最終回】最短距離でPMへキャリアシフトする秘策(学習方法:経験力を身に付ける)

PMになりたい!すぐなりたい! このように思っている人も多いのではないでしょうか? チーム全体をまとめて一丸となって新しいものを作り上げていく、確かに魅力的な仕事です。 またPMになれば給料もアップしますよね。 しかし、PMになるには豊富な経験と地道な学習が必要であり、一朝一夕にはいきません。 今から、わたしがオススメするメソッドを使えば、PMへキャリアシフトできるようになります。 ・お金をかけずに ・誰にも気付かれずに ・最短距離で やっている業務の成果を上げながら、未来の自分(PM)に近づくことができるでしょう。

 

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こんにちは。プロコンサルの林 雄一郎です。 『最短距離でPMへキャリアシフトする秘策』の最終回となります。 今回は、『学習方法:経験力を身に付ける』を、話していきます。

この話は、わたしがPMにキャリアをシフトさせたときに使った学習方法です。

向き不向きがあるんで、あくまでも参考にしてくださいね。


 

今回の連載は、ITコンサルやIT営業マンになるための学習方法に応用できますので、ぜひ参考にしてください。

 

経験力を身に付ける学習方法

【学習のポイント】 A.『なりきPM』でバーチャル経験を積む。 B.リスク管理表を作り上げる。 A. 『なりきPM』でバーチャル経験を積む 経験力は、残念ながら業務年数によって個人差があり、どうしようもないものです。 わたしは、これで諦めませんでした。 どうしてもPMになりたかったからです。 折角、プロジェクト品質チームにアサインしてもらい、次こそはPMになりたかったからです。 個人差を埋めるにはどうすれば良いのか? これを必死に考えました。現実的・物理的には不可能であるため、そこで思いついたのが 『なりきりPM』という方法です。 これは、自分自身で勝手にプロジェクトを立ち上げ、勝手に自分でPMになることです。 具体的にいうと、過去の問題プロジェクトに対して、こんなことをやってみるんですね。 ・プロジェクト計画書を作り ・各開発工程で起こった問題を ・ロジカルシンキングツールを使って ・自分なりの解決策を作る このように、バーチャルでシミュレーションすることを『なりきりPM』と名付けました。 どうやっていくかと言うと。 はじめに、過去の問題プロジェクトを探し出します。 そして、そのPJの『問題管理表』を引っ張り出して、どの工程で、どのような問題が起こったのかを見つけ出していくんですね。 そして、問題をグルーピングしていくんです。 グルーピングすることで、問題の特徴が整理されるからです。 このような感じで、グループングしました。 【問題をマネジメントエリア毎にグループ化】 ・品質マネジメント ・コスト(工数)マネジメント ・スケジュールマネジメント ・スコープマネジメント ・コミュニケーションマネジメント ・組織マネジメント

そして、グルーピングされた問題が、なぜ起こったのかを『プロジェクト計画書』から考えます。 そのとき、問題管理表に記載されている『問題の事象』と『原因』を、しっかりと読み込んで記録しておきます。 PJ計画書には、先に定義したマネジメントエリアに対して、どのようにプロジェクトを運営するのかが記載されているはずです。 その運営方法そ『問題解決プロセス』を使って、これらを検証するんですね! ・なぜ問題が起こったのか ・なぜこの解決策を採用したのか ・この解決方法で正しかったのか そうすると、こんなことに気付くんです。 ・起こるべくして起こった問題である ・問題の捉え方が間違っている ・プロジェク計画書に運営方法が記載されていない そして、自分なりに、改めてプロジェクト計画書を作り直す学習をやってました。 B.リスク管理表を作り上げる わたしは『なりきりPM』と言っても、数多くの事例を身体に染み込ませました。 次に、いざPMになったときに不測の際にスピーディーに立ち回れるように学習しておかなければなりませんでした。 プロジェクトで問題が起こることは、誰でも望まないことなので、大変強いストレスを感じるものです。 わたしは、そんな経験はしたくなかったので、少しでもストレスを感じないように『リスク管理表』という虎の巻を作りました。 リスク管理表で一番重要で難しいのが『リスク事象』を探すことです。 実は、簡単に見つけ出すことができるのです。 問題管理表をアレンジすることでリスク管理表に早変わりです。

何でかと言うと、問題管理表の項目がリスク管理表の項目として紐づいているんですね。 【リスク管理表の項目】 - リスク発生区分  どのマネジメントエリアに潜むリスクなのか - リスク事象  どのようなリスクが発生するのか - リスクトリガー  リスクを発生させる前兆 - 影響する開発工程  リスク事象が発生した場合に悪影響を与える工程 - 影響するステークホルダー  リスク事象が発生した場合に悪影響を与える関係部署 - リスク対策  リスク事象を発生させないための対処方法 - リスク発生率  過去の経験から発生率を尺度で示す - リスク影響度  リスク事象が発生した場合に影響されるマネジメントエリア(品質・ コス  ト・スケジュール・スコープ)に対する脅威の大きさを尺度で示す - 点数  リスク発生率とリスク影響度から数値化する - 優先度  リスク事象が発生した場合の対応優先度を設定する リスク管理表を持つことにより、プロジェクト計画の段階で、どのようなリスクが潜んでいるのかが見つかり、対応するために必要な工数や予算を立てるのに役立ちます。 また、万が一リスクが発生した場合に、どこに影響があるのかを知ってれば、スピーディーにプロジェクトを立て直すことにも効果的です。

 

こんなことをやることで、様々なプロジェクトで起こった問題を頭の中に入れて、頭の中で解決していくことで、バーチャル体験ができて、実践ではスムーズにマネジメントができるようになりました。 どうだったでしょうか? 4回にわたり、『最短距離でPMへキャリアシフトする秘策』を読んでいただき、ありがとうございました。 これが、 わたしが、PMになるために『マネジメント力』、『論理思考力』、『経験力』を身に付けるために実践した学習方法でした。 わたしの方法のポンインとは、覚えた知識を『①ドキュメント化(手順書)して』、『②検証を含めて拡充する』、 そして、知識を実践で使うために、『③プロジェクト運営側にアピールして』、『④リアルな経験を一つずつ積んでいく』、『⑤足りない経験は”なりきりPM”でバーチャル経験を積む』といったPMになる準備をしてきました。 特別なことはやったつもりはなく、今すぐ誰でもできる学習方法です。学習は一朝一夕で成果は出ません。 いかに継続するかが鍵です。 今回、ご紹介した勉強方法は、わたしのオリジナルですが時代を超えて後輩から後輩へ、その先の後輩へと

受け継がれています。 あなたにマッチするようでしたら一度お試しください

 

今回の連載は、PMを目指す人が多く読んでくれていると聞きました。 あなたは、日々頑張っているので普通の人ではあり得ないほど、後から後から仕事を依頼されるはずです。 そのため自分のスキルアップは二の次じゃないでしょうか・・・

会社に貢献するあまりPMの学習や経験を積むチャンスを逃しているかもしれません。

わたしも同じでした。

二十代の頃、日々の業務に追われる勉強する時間が取れず、同期がPMになるのを横目にしながら焦っていました。

出遅れ感を持ってたんですね。

多くのPMを目指す人は、『自分でどうにかするしかない』と感じていても、日々の業務に追われ何もできないのが現実ではないでしょうか?

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最後まで読んでくれて有難う御座いました。 writing by yuichiro hayashi


 
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